上書き可能なテンプレートファイルについて
通常、WordPressテーマではget_template_part()
で読み込まれているファイルは、子テーマに同じ階層・同じ名前でファイルを用意することでそのファイルの中身を上書きすることができます。
しかし、Arkheではこの関数は使っておらず、独自にArkhe::get_part()
というメソッドを用いてテンプレートファイルを読み込んでいます。
Arkhe::get_part()
で読み込まれているファイルは、get_template_part()
のように子テーマから上書き可能になっています。
注意点
Arkhe::get_part()
で読み込むファイルはすべてtemplate-parts
というディレクトリに集約しているため読み込み先パスの指定時にtemplate-parts/
を省略していることに気をつけてください。
例
Arkhe::get_part('hoge')
というコードの場合、読み込まれるファイルはtemplate-parts/hoge.php
です。
なので、このhoge.php
を上書きしたい場合は、{子テーマのディレクトリ}/template-parts/hoge.php
を用意してください。
テンプレートファイルをフックで編集する場合
Arkhe::get_part( $path )
で読み込んでいるファイルに関しては、'arkhe_part__{$path}'
というフィルターフックでそのコンテンツを上書きすることが可能です。
add_filter( 'arkhe_part__{$path}', function( $parts_content, $args ) {
/* $parts_content の書き換え処理... */
return $parts_content;
}, 10, 2 );
その他にもArkhe::get_part()
には複数のフックが用意されていますので、詳細は以下のページをご覧ください。
テンプレートパーツ読み込み時の仕様とフックについて
このページでは、WordPressテーマ「Arkhe(アルケー)」でのテンプレートパーツの読み込み方法と、それに関連するフックについて解説しています。
その他、フックの探し方
do_action('hook_name')
→アクションフック(add_action('hook_name')
でコードを追加できる場所)apply_filters('hook_name')
→フィルターフック(add_filter('hook_name')
で返り値を上書きできる場所)
CSSのカスタマイズについて
…準備中です…